総会あいさつ&新体制について

総会あいさつ~退任します~

1990年に子どもの居場所「フリースペースりんごの木」がスタートし、1992年に「りんごの木」を応援するような形で「越谷らるご」が発会してから25年、2001年に「NPO法人越谷らるご」として活動が再スタートからは16年の歳月が流れました。「りんごの木」から数えると私たちの活動は6月で27年目に入ります。長い間皆さまに見守っていただきましたことに感謝申し上げます。

「りんごの木」がスタートした当時は、「不登校を直(治)さなければならない」という社会の否定的なまなざしがあり、「その考え方は違います、子どもたちの苦しさを見て」と声を大にして訴えなければなりませんでした。振り返ると、活動開始時に関わっていた私たちの気分は、一般社会や行政と対立するというエネルギーに満ちたものだったかなと思います。越谷らるごは、いわば、「世の中」を相手にして、子どもと親を守り行政に要望を出していくという役割を担っていたように思います。

現在は少しずつ行政とどう連携・協力をしていけるかという視点に切り替わってきたと言えるのではないでしょうか。子どもを尊重し生きづらさを軽減するためには、私たちができることを考え、つながり「ともに生きる」ことを実践していく必要があります。

現在、越谷らるごは、自立援助ホームやひきこもり相談サポートセンターなど、公的な資金で運営されている事業も行っています。また、「教育確保法」のように、フリースクールに通うことを法的に認めるという法律が出来たことなどをあわせて考えてみると、公・民連携し、対等な立場で未来への構築を考える時代です。

2017年度の事業計画では役員の体制が変わります。NPO法人設立時から関わっていただいた、石山博理事、増田誠理事、監事の村田惠子さん、2011年度からお願いした和田真理理事、法人化以前より関わってきた増田良枝理事長の5名が退任(任期満了)します。

新体制後も正会員の皆さまにはスタート時からの「ともに生きる」精神を実践していただきたいとお願い申し上げ、5名を代表してご挨拶に代えさせていただきます。

最後に個人的なことになりますが、りんごの木を含めた27年の間、皆さまと「ともに生きた」と確信を抱いて今日まで活動させていただきました。ここに厚くお礼申し上げます。

                               2017年6月5日

                               越谷らるご理事長 増田良枝

総会を終えて

増田の後の新体制が決まりましたのでご報告いたします。

新理事長:鎌倉賢哉

新事務長:森本(加納)想子

増田前理事長の「ともに生きる」という想いを受け継いで、ますます素敵な越谷らるごにしていけるよう頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。