ゆらいでは、共同生活の中で
社会に出て暮らす準備をします。
暖かい雰囲気の中で、安心して暮らし、
スタッフと一緒に生き方を探していく場です。

自立援助ホームとは
様々な理由で家庭にいられなくなったり、児童養護施設等を退所し、自分の力で生きていかなくてはいけなくなったりした10代後半の若者たちの暮らす場所です。原則、義務教育の修了後の15歳から20歳までの若者が生活し、その後自分の力で生活していくための準備をします。現在、埼玉県内には18ホームがあり、県から委託を受けて、社会福祉法人やNPO法人等が運営しています。

越谷市せんげん台にあるゆらいは、
2階建ての一軒家でやっています。
部屋は個室で、最大6名とスタッフが
交代制で共同生活します。
外出・外食は自由です。
・自分の「家」としてゆったり安心して過ごすこと
ゆらいを選んできてくれていても、ホームで暮らさざるを得ない中での選択です。せめてくつろげる場でありたい、「施設」ではなく、自分の家のような場であってほしいと願っています。
・その人その人のペースで
自立援助ホームでは、一人暮らしに備え、お金を貯める必要があります。でもその人その人の事情もあります。その人のペースで、やっていけるように関わっていきます。
・ともに生きる
ゆらいではメンバーとのミーティングを大切にしています。スタッフが一方的にルールを押し付けるのではなく、ゆらいという場をメンバーと対話をしながら、一緒に作っていくことを大切に考えています。
私たちは、このホームに集う若者が安心して 暮らせるよう、受けとめ手となり、 一緒に歩んでいきたいと考えています。

越谷らるごは、「不登校」や「ひきこもり」の子ども・若者との出会いから活動を開始した団体です。社会から否定的なまなざしを向けられ、社会背景や学校の問題、家庭の事情などは顧みられることもなく、「学校や社会に適応できない」とされてきた子ども・若者と関わる活動を1992年から続けてきました。
その活動を通して、家庭や社会に居場所のない10代後半の子どもと出会い、子どもを取り巻く環境の厳しさを感じてきました。私たちは、子どもの命が尊重され確かに歩んでいくことができるように、子どもたちの生活支援の場の必要性を実感し、自立援助ホーム「ゆらい」を2012年3月に開設しました。

利用するには児童相談所への相談が必要になります。
利用を検討される際はまずお近くの児童相談所
かゆらいへご連絡ください。


連絡先
Tel : 048-971-7092
E-mail : yurai@k-largo.org
お問い合わせフォーム