Q. 不登校っていけないことなのでしょうか?
A. そんなことは絶対にありません。文部科学省も1992年から一貫して、不登校は「特定の子どもに
特有の問題があることによって起こることではなく,どの子どもにも起こりうること」だとして
います。学校に行く行かないではなく、あなたのペースであなたらしい生き方を探すこともでき
ます。不登校であろうと、なかろうときっとあなたらしくすてきな生き方が見つかるはずです。
ホームエデュケーション(家で育つ)やフリースクールに通うというのも1つの選択だと思います。
Q. フリースクールに入ると、今の学校の学籍はどうなりますか
A. 現状ではフリースクールは公的な学校と認められていないため、義務教育期間(中学校卒業年齢まで)は、
学籍は学校にそのまま残ります。そのため、フリースクールに通い、そこで学び育ち、フリースクールこそ
が自分の学校だという気持ちがあっても、卒業証書や進路の書類は在籍する学校が出すことになります。
こうした2重籍の問題も存在します。
Q. フリースクールに出席すれば、学校の出席日数になりますか?
A. 在籍する小中学校の校長先生が判断することなので、校長先生が、そのフリースクールが「不適切」だと
判断しない限り、出席扱いになります。実際りんごの木の子どもたちは、これまで出席扱いになっています。
ただし、学校側に、もっとりんごの木の考え方や内容を理解してもらいたい場合は、りんごの木のスタッフが
学校を訪れ、説明させていただいています。なお、りんごの木では、フリースクールに通う子どもが希望すれば、
出席日数などを記載した報告書を学校へ送付します。
Q.学割定期券は買えますか?
A. フリースクールへの出席が学校への出席扱いとなっている小中学生は、通学定期(学割定期)を利用できます。
なお、手続きは在籍する学校の校長先生が手続きを行うことになっていますので、学校にお願いすることになり
ます。これについては、文部科学省が1993年に各教育委員会や学校に通知しています。
Q.りんごの木から学校復帰する子どもはいますか?
A. います。わたしたちは子どもの状態や思いを大切にして関わっています。子どもが学校復帰を望む場合や、
高校や大学、専門学校などに進学を希望する場合、相談を受けたり、情報提供したり、一緒に勉強したり、
私たちスタッフのできるサポートをしています。
Q. フリースクールに通っていて小、中学校は卒業できますか
A. 卒業を認めるかどうか所属する小中学校の校長先生の判断になりますが、卒業についての明確な基準が
ない中で卒業させないということは現実的にほとんどありません。これについては、フリースクールに通って
いなくても同じことがいえます。
Q. フリースクールを卒業すると資格がもらえるのですか?
A. 資格も証書もありません。卒業する時期は本人に決めてもらっています。
Q. りんごの木に来ている子どもたちは何をしているのですか?
A. りんごの木には「自分のことは自分で決める」というルールがあるので、それぞれがTVゲーム、まんが、
勉強、スポーツ、音楽、将棋、ジオラマ作り、おしゃべりなどすきなことをして過ごしています。
テレビゲームについては様々な意見がありますが、子ども同士が仲良くなる道具として有効ですし、
子どもがゲームを通して自信を深めていくこともありますので、禁止するようなことはしていません。
また、ミーティングでみんなと話し合い、お出かけ企画、旅行企画、新しい講座などを決めています。
Q. どんな講座がありますか?
A. 講座はりんごの木メンバーの希望で行っているので、その都度変わるのですが、現在は「暮らしのサイエンス」
「まんが講座」「音楽講座」などをやっています。これまでに、英会話やハングル語講座などの語学講座やダンスや
篆刻、アート、鉄道模型などといった講座もやってきました。やりたい講座があれば提案してもらい、先生が必要で
あれば、探して行っています。
Q. 週5日コースは毎日行かないといけないのですか?
A. そんなことはありません。いつでも来られます、という意味で理解して下さい。時間についてもご自身の体調や
リズムに合わせて、来ていただいて、構いません。
Q. 月4回コースは行く日を前もって決めないといけないですか?
A.月4回のうちで、好きな日に来ることができます。家が遠い、好きな講座だけに参加したい、他に学校に通って
いる、仕事をしているなどの理由で月4回コースを選んでいる人がいます。
Q.コース変更はできますか?
A. できますが、3ヶ月ごとでお願いしています。
Q.今二十歳ですが、りんごの木には入れますか?
A. 入れます。ただし、同世代の人は少ないかもしれません。見学された上で、考えていただけるとよいと思い
ます。ちなみに二十歳以上の集いの場として、
「ほっとりんご」があります。そちらのページもご覧下さい。
Q.活動にはすべて参加しないといけないのですか?
A. 関心のあるものだけに参加していただいて結構です。体育館の活動やお出かけ企画の日でも、参加しない
子どもはりんごの木で過ごしています。
Q.勉強は大丈夫?
A. 平日は、スタッフがサポートする学習タイムがあるので、その時間を利用して勉強をすることができます。
ただし、勉強を強制することはありません。りんごの木の活動はすべて子どもたちの判断に委ねているので、
勉強についても同じように考えています。目標のない子どもに勉強をさせても時間ばかり過ぎて、なかなか効果
もあがりません。それよりも好きなことに取り組み、その中で夢や「やりたいこと」を育てていってほしいと思って
います。
夢や「やりたいこと」の実現のために、必要だと感じて勉強を始めると、とてもがんばれるようです。
スタッフはその子どもに寄り沿ってサポートします。具体的には、読み書き計算、高校入試、通信制高校のレポート
作成、高校卒業認定試験、大学受験などのお手伝いをしています。
Q.どんな進路がある?
A. 本当にさまざまです。小中学校に戻る子もいますし、普通高校、昼間定時制高校、通信制高校、サポート校、
専門学校、大学(昼間、夜間、通信)といった学校に進む子どももいる一方で、家業をついだり、ケーキ職人に
なったりと多彩です。詳しく聞きたい方はご連絡下さい。
Q.フリースクールにも行く自信がないのですが・・・。
A. よく、学校に行けないんだったら、せめてフリースクールくらいは行ってほしい、という方がいますが、
私たちはそう考えていません。フリースクールは無理して来るところではないし、ホームエデュケーションと
いう言葉があるように家庭でも子どもは育ちます。その子にあった生き方を探してみて下さい。悩んだ分、
きっとすてきな人生がまっていますよ。
Q.学校に行かないのは悪いこと?
A. よく義務教育を子どもが学校に行く義務があるとか、親は子どもを学校へ行かせなくてはならないと思って
いる人がいますが、そうではありません。親は学校へ行けるように手続きもし、条件も整えています。だから、
親の義務違反にはなりません。また学校に行かないからといって、子どもが教育を受ける権利を放棄しているかと
いうとそうでもありません。家庭でもフリースクールでも教育を受けることはできます。
つまり、学校に行かなくても義務教育に違反しているのでもないし、間違ったことをしている訳でもないのです。
ただ、日本の社会は人と違うことをする人に対してとても冷たいところがあるので、少数派が生きづらい思いを
するのは現実です。
Q.入会の手続き方法を教えてください。
A. 最初に見学してもらい、りんごの木の考え方を納得していただいた上で、体験入会をして下さい。
5回の体験入会の後、面談を行い、入会ということになります。
入会の条件は、ご本人が来たいと思うかどうかです。
Q. 越谷らるごとりんごの木の関係が分かりません?
A. りんごの木は、「特定非営利活動法人越谷らるご」が運営しているフリースクールです。
越谷らるごには4つの事業があってフリースクールりんごの木はその中の1つの事業です。
Q.子どものことで悩んでいるのですが・・・。
A. 同じような体験をした親の方などとお話するには、
親の会が第3日曜日の14時半からあります。
話をしたり、聞いたりするだけで、少し気持ちが楽になるかもしれません。また相談という形の方を
希望されるのであれば、相談を受け付けていますので、
ご連絡下さい。初回の相談料は無料です。
Q.ひきこもっているのですが、外に出たいと思っています。
A. 20歳以上の方の居場所として月2回「ほっとりんご」を開催しています。毎回様々な趣向の活動
をしていますので、興味のあるものにご参加下さい。詳しくは
「ほっとりんご」のページをご覧下さい。
Q.越谷らるごの情報はどのようにしたら手に入りますか
A. ホームページや、
メールマガジン、毎月発行している『越谷らるご通信』などで最新の情報
をお届けしています。
ちなみに『越谷らるご通信』は会員に対して配布していますので、会員になっていただいて、支援してくださると
大変心強いです。
Q.会員になると、どんなメリットがありますか
A. 毎月、通信をお届けする他に、越谷らるごが企画する講演会や学習会、親の会などに会員割引で
参加できます。
また相談も無料で受け付けています。会員には正会員と賛助会員とがありますが、違いは総会時に議決権がある
かどうかです。あなたのお気持ちが、公的支援のないフリースクールに通う子どもたちへの支援につながります。
どうかよろしくお願いします。
Q.会員になる以外に支援する方法はありますか
A. 会員になっていただかなくても、寄付やボランティアなどをしていただくことでの支援の方法があります。
ご寄付については、埼玉県NPO基金を通して行うと、税法上の優遇措置が受けられます。
詳しくは
お問い合わせ下さい。
Q.ボランティアをやってみたいのですが・・・
A. ボランティアは常時募集しています。子どもの気持ちに寄り添い、子どもといっしょに楽しんで活動して
いただける方を募集しています。20歳以上であれば、年齢や学歴などは問いません。
詳しくは
お問い合わせ下さい。